Microsoft が 9 月 8 日の Patch Tuesday で配信した累積更新プログラムを適用した Windows Server で、Remote Desktop Services (RDS) が動作しなくなる不具合が世界中の管理者から報告されています。BleepingComputer は 9 月 10 日、Microsoft が事象を認識し調査を進めている段階と報じました。

主なポイント

  • 影響対象は Windows Server 2019 (KB5122876) / 2022 (KB5122882) / 2025 (KB5122871)。9 月の月例セキュリティ更新に含まれるすべての累積更新が該当
  • 適用直後は正常に動作するが、数時間後に RDP 接続が「接続中…」で固まり、既存セッションはログオフも切断もできなくなる。回復にはハードリブートを要する場合がある
  • ある管理者のデバッグでは、Remote Desktop サービスと Local Session Manager (LSM) の間でデッドロックが発生し、RDPSERVERBASE!WDLIB_Close で停止することが判明。ただし Microsoft は当該デッドロックが全事象の原因とは確認していない
  • 該当 KB をアンインストールすると RDS は復旧するが、9 月のセキュリティ修正 (悪用が確認済みのゼロデイ 2 件を含む) も同時に失われる
  • Microsoft は BleepingComputer に「事象を認識し調査中、判明次第ガイダンスを共有する」と回答

出典: September Windows Server updates break Remote Desktop Services