小型モジュール炉 (SMR) を開発する米 Valar Atomics が 8 月 3 日、Sequoia Capital 主導のラウンドで 10 億ドルの株式資金と、Erebor など銀行団による 2 億ドルのクレジットラインを調達したと発表しました。評価額は 60 億ドルで、数か月前の 20 億ドルから 3 倍に拡大し、Sequoia パートナーの Shaun Maguire が取締役に就任します。AI データセンター向け電源逼迫が資金流入の背景です。
主なポイント
- 工場量産型の小型モジュール炉で、従来型より短工期・低コストの発電所建設を目指す
- 6 月には試作機 Ward 250 で Nvidia Blackwell システムを実駆動する試験を実施済み
- 同月に Nvidia と 30MW 級水冷不要「AI ファクトリー」開発の戦略提携を締結
- Maguire は Nvidia 提携の公表直後に投資交渉を本格化させたとされる
- Big Tech の AI 電力需要が原子力スタートアップへのメガ調達を後押しし、今回のラウンドはその象徴的事例
出典: Sequoia's Shaun Maguire leads $1B round for nuclear startup Valar Atomics (TechCrunch)