東京拠点の自動運転スタートアップ Turing が、向こう 1 年以内に米国オフィスを開設し、およそ 5 年以内に約 100 億ドルの評価額で米国上場を目指す計画を Wall Street Journal に明らかにしました。同社の山本一成 CEO によれば、米国オフィスはまずデータ収集と R&D に注力し、日本に次ぐ「次の主戦場」として位置付けます。Turing は 2021 年設立で、車両やロボタクシー本体ではなく、自動運転ソフトウェアそのものを商材にする点が特徴です。Tesla に約 3 年、英 Wayve に 1 年弱の差を認めつつ、これを「セカンドムーバーの優位」と説明しています。
主なポイント
- 拡張計画: 1 年以内に米国オフィス開設、5 年以内に約 100 億ドル評価で米国上場を狙う
- ビジネスモデル: 車両ではなく完全自動運転ソフトウェアの供給に特化。Subaru・Denso と連携済みで、両社の北米事業を橋頭堡に活用
- 技術ポジション: CEO 曰く「Tesla に 3 年遅れ、Wayve に 1 年弱遅れ」。同社はこれを追随者の学習利益と表現
- 米国の役割: 走行データ収集・研究開発・将来の顧客獲得を担う拠点。日系自動車メーカーの現地事業と接続
- 資金環境: 日本の AI/自動運転スタートアップとして NEDO・J-Startup の支援も継続、上場ルート国際化で調達選択肢を拡張
出典: Japanese self-driving startup Turing plans U.S. office, targets $10B IPO valuation