7 月 28 日に発生し最大震度 7 を観測した令和 8 年熊本地震を受け、トヨタ自動車とホンダは 7 月 29 日、車両プローブデータを活用した交通支援マップを相次いで公開した。トヨタは「通れた道マップ」、ホンダは「通行実績情報マップ」の名称で、いずれも被災地の避難・救援ルート選定を支援する目的で無償提供される。
主なポイント
- トヨタのマップはコネクテッド車両から収集する T プローブ情報を基に、直近 24 時間以内の通行実績と規制情報をリアルタイム表示。渋滞・混雑状況も可視化する
- ホンダのマップは「インターナビ」搭載車の走行軌跡データを地図上に反映し、通行可能な道路を参考情報として提示する
- 両社は 2011 年の東日本大震災以降、大規模災害のたびに同種の情報を公開してきたが、初報段階から 24 時間以内で並行公開される速度は近年最速レベル
- 7 月 28 日には NTT ドコモと KDDI が国内初の「JAPAN ローミング」を発動しており、通信・交通の両面で民間データを活用した迅速な広域支援体制が動き出した形
- Yahoo!、Twitter、Instagram 等 SNS でも「これは助かる」と反響が広がり、被災地内外での情報流通の中核として機能している