東芝は AI データセンター向け HDD の生産能力を 2027 会計年度までに倍増すると発表しました。投資額は約 600 億円 (約 3 億 8,000 万ドル) で、同社として約 5 年ぶりの大型 HDD 投資になります。増強の中心はフィリピン工場です。

AI 用の廉価な大容量ストレージ需要が高まるなか、容量ベースで現状 10% 強にとどまる同社のシェアを中期的に 30% まで引き上げる狙いです。発表後、Seagate 株は 10%、Western Digital 株は 7% 下落しました。

主なポイント

  • 投資額は約 600 億円 (約 3.8 億ドル)、2027 会計年度までに実施。フィリピン工場での増強が中心。
  • 1 ドライブあたりの容量を最大 40% 向上させる計画。2030 年に 65 TB 級、以降 100 TB 級の量産を目指す。
  • 中期シェア目標は容量ベースで約 30% (現状 10% 強)。
  • 検査・クリーンルーム工程を自動化し、必要な追加人員を約 40% 抑制、歩留まり改善も見込む。
  • 発表当日に Seagate 株 -10%、Western Digital 株 -7% と反応。AI 向けストレージ供給の見方が変わる転機となる可能性。

出典: Toshiba to double hard-disk drive supply to fill AI chip memory gap