Reuters が 8 月 19 日、Samsung Foundry が 7 月から先端プロセスのウェハ製造契約価格を最大 15% 引き上げたと報じました。4nm クラスの SF4 と 5nm SF5 が地域により 10-15%、老朽化した 8nm ラインでも約 10% の値上げが観測されており、AI 向け生成需要で世界の製造能力が逼迫していることが背景にあります。

主なポイント

  • 4nm SF4 は中国・米国向けが 10-15%、台湾向けが 5-10% の上昇。5nm SF5 は 10-15% で横一線
  • 8nm 世代も約 10% 値上げ、旧世代までカバレッジが広がった点が異例
  • TSMC は 3nm 枠を 2027 年まで完売、2026 年 2nm を Apple・Nvidia・AMD 3 社で押さえて余力ゼロで、他社は Samsung 依存を強めざるを得ない状況
  • Samsung Foundry のシェアは 24Q4 時点で世界の 8% 台まで低下していたが、AI 需要の追い風で価格支配力を回復した形
  • 中国顧客が最も大きく値上げされている点は今後の米中チップ供給ダイナミクスにも影響する可能性

出典: Samsung hikes chipmaking prices by up to 15% on demand spike (Reuters via Free Malaysia Today)