Oracle が 9 月 24 日、Stargate 計画の中核サイト「Project Jupiter」の開発事業者宛てに不可抗力 (force majeure) 通知を送付したと Bloomberg が報じました。Project Jupiter は Oracle・OpenAI・ソフトバンクとホワイトハウスが年初に発表した AI インフラ計画 Stargate の一環で、New Mexico に建設中の 2.45 GW 級データセンター群です。
主なポイント
- Oracle は同サイトの主要テナントを降りるわけではなく、2028 年の稼働目標を逃した場合に支払い義務を繰り延べる目的で不可抗力条項を発動
- 背景は電力・燃料インフラの遅延。Bloom Energy のガス燃料電池向けにガスを送る Energy Transfer のパイプラインは、規制当局の許可停止で運開が 2027 年 2 月 1 日まで約半年ずれ込み
- 燃料電池用の大気環境許可も未取得で、州環境局の判断期限は 11 月 23 日
- Oracle は「Project Jupiter は当社の計画スケジュールを維持しており、New Mexico にコミットしている」との声明を発表しつつ、契約上のリスクを分離
- 報道を受けて Oracle 株は木曜の取引で 3% 超下落。AI インフラの電力調達難が単一テナント企業の財務条項にまで波及する事例として注目される
出典: Oracle Cites Force Majeure to Shield Itself on Data Center (2)