OpenAI は 9 月 22 日、「Priorities and principles for effective third party assessments」と題した公式ブログを公開し、独立した外部評価者がモデルの訓練・評価・展開の全段階に深く関与できる枠組みを整えると表明しました。従来は主にリリース前レビューに限られていた外部監査の窓を、フロンティア AI の運用ライフサイクル全体へ広げる狙いです。

主なポイント

  • 優先領域として (1) 訓練・展開をまたぐ「セーフティケース」の評価、(2) 主要セーフガードのレビュー、(3) Preparedness Framework に基づく能力評価の検証、(4) ミスアライメント事案の独立調査、の 4 分野を明示しました
  • 評価者・研究機関側の原則として、事前登録された明確なスコープ、必要十分なアクセス、透明な方法論、独立性と利益相反開示、機密保持、実行可能な指摘とその改善期限、公開バランスの 7 点を列挙しています
  • 対応する社内体制として、深いアクセスの提供、社内チーム・データ・システムへの直接連絡、専用の実施リソース、評価の裏付けとなる情報の突き合わせ、責任ある結果公開の 5 つを OpenAI 側の責務として掲げます
  • OpenAI はフロンティア AI の安全性評価を担える外部組織を増やす必要性にも触れ、複数の候補評価者と協議を進めていると説明。9 月 29 日の DevDay 2026 を控え、政策設計と製品戦略を並行して打ち出す姿勢が続いています

出典: Priorities and principles for effective third party assessments(OpenAI)