OpenAI は 7 月 30 日、GPT-5.6 ファミリの軽量 2 モデル Luna と Terra の API 価格を引き下げた。最下位モデルの Luna は入力 100 万トークンあたり 1 ドル / 出力 6 ドルから 0.20 ドル / 1.20 ドルへと 80% 下落し、Terra は 2.50 ドル / 15 ドルから 2.00 ドル / 12 ドルの 20% 下げに留まった。フラッグシップの Sol (5 ドル / 30 ドル) は据え置きで、費用敏感な用途に絞った再調整となる。
主なポイント
- 対象は 7 月 9 日発表の GPT-5.6 ファミリのうち Luna と Terra。上位 Sol は同水準を維持し、価格帯を明確に階層化した
- DeepSeek V4 Flash (0.14 ドル / 0.28 ドル) や Alibaba Qwen 3.8 系の追随に、GPT-5.6 Luna の 0.20 ドル / 1.20 ドルで正面から応じる構図
- OpenAI 側は GPT-5.6 の GPU カーネル最適化を GPT-5.6 Sol 自身に実施させて 20% のサーブコスト削減を得ており、その原資が今回の値下げに回った格好
- GPT-5.6 Luna は Codex CLI と ChatGPT アプリの Auto-review でも新デフォルトモデルとして採用される
- CNBC は「フロンティア AI 各社の価格支配力が競争圧の下で崩れつつある」とし、コスト特化モデルの主戦場化を指摘している
出典: OpenAI cuts prices for two of its GPT-5.6 AI models as companies grow sensitive to costs