NVIDIA は 7 月 21 日、AI エージェントおよび強化学習向けに専用設計した Arm ベース初のデータセンター CPU「Vera」を正式発表しました。同社独自の Olympus マイクロアーキテクチャを採用し、モノリシックダイに 10-way デコードのワイドフロントエンドと LPDDR5X メモリを組み合わせる構成で、従来のラック規模 CPU に比べサステインド per-core 性能を 1.8 倍、効率と処理速度を 2 倍・50% 引き上げたと説明します。

主なポイント

  • コア数競争ではなく単一スレッド速度・低メモリ遅延・データ移動効率を最優先し、エージェントループで CPU が担うコード実行やオーケストレーションを高速化
  • Olympus マイクロアーキテクチャは 10-way デコード、LPDDR5X 帯域、Grace/Blackwell 世代を上回るキャッシュ階層を採用
  • 強化学習の学習スループット・ポリシー勾配品質・環境ロールアウト完了率が向上し、AI ファクトリーの実効性能を底上げすると訴求
  • 採用予定はクラウド勢の Alibaba Cloud・ByteDance・Meta・Oracle Cloud Infrastructure と、AI ネオクラウドの CoreWeave・Lambda・Nebius・Nscale
  • 製造・システム側は Dell・HPE・Lenovo・Supermicro・ASUS・Foxconn・Quanta など主要 OEM/ODM がラインアップに参画

出典: NVIDIA Launches Vera CPU, Purpose-Built for Agentic AI