Nvidia が中小 AI クラウド事業者向けに提供していた「AI Compute Partnership」の一部案件を一時停止したと、8 月 27 日に Wall Street Journal などが報じました。開始からわずか 2 ヶ月未満での見直しで、Nvidia 社内でも独占禁止法上の懸念が示されていたほか、提携条件の統制の強さに顧客が反発していたとされます。

主なポイント

  • プログラムは中小クラウド事業者に対して GPU 融資と与信を提供し、余剰 GPU 容量は Nvidia 自身が借り上げると約束する仕組み
  • Nvidia は「チップ販売収益」に加え、基本レートを超える時間当たり売上の 50% を分配で得る「二重収益」構造だった
  • 一部の Nvidia 従業員が既存・見込み顧客に対し、独占禁止当局の注目を集めるおそれを直接懸念として伝達
  • 統制の強さから交渉初期段階で潜在パートナーとの間に不協和音が生じていた
  • 停止は先週で、プログラム自体は今後改修して再出発するか、別プログラムに統合される可能性

出典: Nvidia pauses revenue-sharing deals with AI cloud companies, WSJ reports