NTT西日本と大阪府茨木市は 2026-10-13、市立小中学校の一部で国産 LLM を使った校務支援 AI の実証を始めたと発表しました。ITmedia NEWS が 10 月 14 日に報じています。機密情報の多い教育現場で、外部クラウドに頼らない生成 AI の使い方を検証する取り組みで、学校や自治体の情報システム担当者に参考になります。

主なポイント

  • 使うのは NTT が一から開発した LLM「tsuzumi 2」です。1 基の GPU で動く軽さが特徴とされます。
  • 比較的低コストな GPU サーバを使い、自組織内の設備で運用するオンプレミス方式です。利用者の権限に応じてアクセスを制御します。
  • 機能は、チャット形式の質問応答、校務文書の検索・要約、文章作成の支援です。複数のファイルに散らばった情報を探す手間を減らす狙いです。
  • 期間は 2027 年 3 月 31 日までです。教職員へのアンケートと聞き取りで、検索や文書作成にかかる時間、回答の有用性、操作性、継続利用の意向を評価します。
  • NTT西日本によると、小中学校で純国産のプライベート LLM を使った校務 AI の実証は全国初としています。効果の数値はまだ公表されていません。

出典: 小中学校の校務に"自前運用"の国産LLM NTT西と茨木市が全国初の実証