NTT (9432) は 8 月 6 日、2026 年度 (2027 年 3 月期) 第 1 四半期の連結決算 (IFRS) を発表しました。営業収益は前年同期比 10.9% 増の 3 兆 6,177 億円と第 1 四半期として過去最高を更新、営業利益は 4.9% 増の 4,251 億円、純利益は 5.8% 増の 2,748 億円で市場予想を上回りました。決算説明会では IOWN APN を用いた全国広域分散 GPU 実証環境の提供開始も併せて公表しています。
主なポイント
- 8 月 3 日にドコモ SMTB ネット銀行 (旧・住信 SBI ネット銀行) へ改称した金融事業と、国内システム開発需要が牽引。市場コンセンサス純利益 (LSEG) を約 60% 上振れ
- NTT データグループを含むグローバル・ソリューション事業の営業利益は 10% 増。国内での官民システム更新投資と円安による海外 IT サービス増益が寄与
- IOWN 上の広域分散 GPU 基盤「GPU over APN Testbed」の提供を開始。全国 8 拠点に GPU を分散配置し、企業と共同で分散推論・学習の設計課題を検証する
- 通期 (FY27) 業績予想は据え置き。純利益は前期比 5% 減の 9,800 億円で、Q1 は通期見通しに対し 28.0% 進捗
- 島田明社長は決算説明会で「銀行事業への期待が最も大きい」と発言。IOWN 海外展開と AI 電力最適化 (AIOWN) も継続テーマに位置付け