NEC が数百基規模の光通信衛星コンステレーションを整備する計画をまとめたと、読売新聞が 9 月 27 日朝刊で報じた。国内最大規模で、海外に依存しない日本独自の衛星網を目指す。
主なポイント
- 総務省経由で国際電気通信連合 (ITU) に約 1,300 基分の周波数調整申請を出済み。実際の運用機数は数百基規模で、2030 年代の本格運用を狙う。
- 電波ではなくレーザーで衛星間・地上間を結ぶ「光通信」を採用し、大容量・低遅延・傍受耐性を確保する設計。車両や船舶の精密な遠隔操作、災害時の通信途絶時の代替回線としての利用を想定する。
- 経済安全保障重要技術育成プログラム (NEDO) と JAXA の宇宙戦略基金に採択された研究委託を通じて基盤技術を開発している。政府は「日本独自の衛星網」による経済安全保障の底上げを支援する立場。
- NEC は前段として 2027 年度に技術実証用の小型衛星の打ち上げを予定し、光ルーターやネットワーク制御など主要機器の設計は 2026 年 3 月時点で完了している。今回の計画はその実運用フェーズへの布石。
出典: 数百基の光通信衛星で大容量通信を実現へ、NECが整備計画…日本独自の衛星網で経済安保強化 (読売新聞オンライン)