Bloomberg は 7 月 19 日、中国 AI スタートアップ Moonshot AI が半年以内に香港証券取引所への IPO 申請を目指し準備を進めていると報じました。7 月 16 日公開のオープンウェイトモデル Kimi K3 が米大手モデルと肩を並べる性能を示したことで市場評価が急上昇し、想定評価額は 300 億ドル超と昨年末の 40 億ドルから 7 倍以上に膨らんでいます。
主なポイント
- 目標は 2027 年初頭 (半年内) の申請。現在のケイマン諸島籍レッドチップ型から中国本土 + 香港のジョイントベンチャー型へ資本構成を再編中と関係者
- 直近の資金調達ラウンドで 20 億ドルを集め、評価額は 200-300 億ドル台。既存投資家に Alibaba・Tencent・China Mobile が名を連ねる
- 引き金は 7 月 16 日公開の Kimi K3。2.8 兆パラメータのオープンウェイト MoE モデルで、コーディング系ベンチマークで Claude・GPT 系を上回るスコアを記録
- Kimi K3 公開後は米大手モデルの価格支配力への懸念から半導体銘柄・暗号資産にも売りが波及し、日米市場を巻き込む調整局面を招いた
- 上場先を香港に絞る背景には、中国 IT 企業の海外 (特に米国) 上場に対する北京当局の規制強化がある
出典: Moonshot Plans IPO in Six Months After China AI Breakthrough