経済産業省は 7 月 18 日、AI・半導体分野の成長戦略の改定骨子案を有識者会議に示しました。ロボットや機械を自律制御する「フィジカル AI」を重点分野に位置づけ、最先端半導体・データセンター・通信・電源を一体で支援する政策方針を打ち出します。NVIDIA と 44 社連合が主導する Noetra の始動とも軌を一にする動きです。
主なポイント
- 2040 年のフィジカル AI 市場で世界シェア 30% 超・20 兆円の獲得、半導体の国内売上高 40 兆円を目標に据える
- 骨子案には 7 つの重点課題と施策を明記。工場などの現場データを AI 学習・利用に適した形へ整える「AI レディ化」と、産業データ基盤の整備を柱に据える
- AI 半導体・データセンター・電源・通信・データの 5 レイヤーを連携させる縦割りを排したパッケージ支援を志向
- 人材面では、AI・ロボット開発を担う専門人材が 2040 年に国内で 339 万人不足するとの経産省推計を提示、育成策の強化を明記
- 8 月に予定される戦略改定に向け、骨子案を基に業界ヒアリングを重ねた上で最終案を取りまとめる