Google Cloud は 10 月 12 日、BI 基盤 Looker の新機能「Looker Data Apps」をプレビューとして公開しました。作りたいアプリを自然言語で伝えると AI エージェントが業務用の Web アプリを生成し、Looker 内でそのまま運用できます。LLM が作ったツールを試作止まりにせず、既存のデータ統制の下で本番利用したい企業のデータ・業務チーム向けの機能です。

主なポイント

  • Data Apps は、AI エージェントが生成し Looker 上でネイティブにホストされる対話型 Web アプリです。ダッシュボードを置き換えるものではなく、シナリオ試算や記録の更新、Salesforce や Jira へのイベント送信など「実行」側の業務を担うと位置付けられています。
  • 生成したアプリは既存のセマンティックモデル (LookML)・行レベルセキュリティ・アクセス制御を引き継ぎます。生成された SQL を監査するクエリ検査機能もあります。
  • Claude Code や Antigravity CLI などの AI 開発ツールから、Looker のセマンティックレイヤーを根拠にアプリを構築できるとしています。React アプリをノーコードで Looker 内にデプロイでき、ダッシュボードと同じ手順で外部ポータルに埋め込めます。
  • Google によると LLM のトークンを消費するのは設計・生成時のみで、利用時は Looker のネイティブ API で動くため、利用者数が増えても限界コストは変わらないとしています (同社の主張)。
  • 現時点ではプレビューで、一般提供の時期や料金、提供地域は記事内で示されていません。

出典: Trusted Data Apps for the Agentic Data Cloud, powered by Looker