フランス・ベルサイユで開かれた国際度量衡総会は現地時間 2026-10-15、うるう秒を 2027-05-20 に廃止する決議を採択しました。同じ時刻が重複してシステム障害を招くリスクがなくなる見込みで、サーバや通信、金融システムの運用者に関係します。

主なポイント

  • 2022 年の前回総会で決めた「2035 年までに廃止」の方針を前倒しした形です。
  • うるう秒は原子時計に基づく協定世界時と地球の自転のずれを 0.9 秒以内に保つため、1972 年以降 27 回挿入されてきました。
  • 2012 年には国内のインターネット接続事業者でサーバ障害が起き、豪州では搭乗手続きの不具合で多数の便が遅れました。
  • 今後はずれの許容範囲を 1 時間に広げ、数世紀は調整が不要になる見通しです。
  • 東京大学の香取秀俊教授が考案した光格子時計などによる「秒」の再定義も議論され、2030 年の次回総会での提案に向けて準備を続けることになりました。

出典: うるう秒、27年5月に廃止 国際度量衡総会で決定 通信や情報システムの障害防止へ