キオクシアホールディングスは 7 月 31 日、2027 年 3 月期第 1 四半期 (4〜6 月) の連結純利益が前年同期比 46 倍の 8,421 億円、売上高が同 5.2 倍の 1 兆 7,671 億円になったと発表した。AI 学習・推論用データセンターでの NAND 需要拡大に伴う出荷増と大幅な単価上昇が牽引した。

主なポイント

  • 4〜6 月期の売上高は 1 兆 7,671 億円、営業利益と純利益はいずれも過去最高。前年同期の純利益 183 億円から 8,421 億円へ拡大した
  • 会社側は 7〜9 月期の連結純利益 (IFRS) を前年同期比 31 倍の 1 兆 2,700 億円と予想。大手ハイパースケーラーとの長期供給契約が背景にある
  • 併せて自社株買いと株式分割の実施も公表した。上場後初となる株主還元強化策で、投資家の株式流動性向上を狙う
  • 需要拡大の中心は AI 学習クラスタ向けの高密度 SSD と、推論用途で必要とされる高帯域 NAND。単価は前年同期比で数倍水準に達している
  • 一方で AI 向けメモリ相場のピークアウト懸念は継続しており、7 月末にかけて半導体株は乱高下。キオクシア株も 7 月 28 日に大きく調整した経緯がある

出典: キオクシア7~9月純利益31倍の1兆2700億円 自社株買い、株式分割も