米ルイジアナ拠点の身分証検証事業者 IDScan は 2026 年 9 月 10 日、自社クラウド基盤の顧客データが不正にアクセスされたと確認しました。ダークウェブ上のマーケットプレイス Nexus に出品された 153M 件を超える運転免許証スキャンの出所を巡って報道が続いていた案件で、FBI は先行して調査に入っています。
主なポイント
- IDScan は 2026 年 9 月 1 日前後に不正アクセスの可能性の情報を受領。氏名と運転免許証番号のほか、パスポート等の政府発行 ID 番号が流出した可能性がある。
- Nexus は米加の運転免許証 153M 件以上、身分証カード 10M 件超、旅券・国際 ID 300 万件超、医療カード 579,000 件超を保有すると主張していた。
- 影響を受けたのは 3 社の企業顧客と特定。IDScan は娯楽施設や大麻ディスペンサリー等、顧客の身分確認に同社サービスを利用する。
- セキュリティ記者 Brian Krebs の調査を発端に、ID 検証プロバイダーが集約するデータのセキュリティ責任と保管期間が改めて論点化する見通し。