Semafor は 8 月 5 日、HP・ASUS・Acer の PC 3 大手が中国 ChangXin Memory Technologies (CXMT) 製の DRAM を米国外向けノート PC に少量採用したと報じました。AI データセンター向け HBM/DRAM 需要が世界の DRAM 供給の 7 割を吸い上げ、価格が 18 か月で 3 倍、一部では 2025 年 1 月比 10 倍超に達する中、米国政府の輸出規制で対米供給が難しい CXMT を非米国モデルで採用することでボリューム確保を狙ったものです。
主なポイント
- CXMT DRAM は 2026 年半ばに OEM 各社の資格認定を通過。ただし米国輸出規制の対象で、対米向けモデルへの搭載は避けられている
- 主要顧客の Huawei など中国国内向けを優先しており、外資 PC ブランド向けは「小量」の位置付け
- CXMT の 2026 年 Q1 売上は 75 億ドル (前年同期比 +719%) と急伸。世界 4 位の DRAM ベンダーに浮上し、86 億ドル規模の IPO も控える
- Micron・Samsung・SK hynix からの反発、および米中対立リスクを警戒し、各社は「限定的採用」を強調
- AI データセンターは 2026 年に世界 DRAM 生産能力の約 70% を占有する見通しで、コンシューマ向け PC・スマホは供給不足と価格上昇の圧力が続く
出典: Major PC makers turn to China's CXMT amid memory shortage (Semafor, 2026-08-05)