Google が AI コーディングエージェントのスタートアップ Mechanize と、15 億ドル超規模の非独占ライセンスおよび人材採用契約を協議していると、Business Insider が 8 月 5 日に報じました。Character.AI (2024)、Windsurf (2026 年 7 月) に続く 3 例目の「逆買収 (reverse acqui-hire)」型ディールとなる可能性が高く、Jeff Dean 氏退社直後のタイミングで AI コーディング分野の巻き返しを狙う動きです。

主なポイント

  • 対象の Mechanize は Epoch AI 出身の Tamay Besiroglu / Matthew Barnett / Ege Erdil 各氏が 2025 年 4 月に設立した 35 人規模の企業。フロンティアモデル向けにコーディングタスク環境と評価基盤を提供し、強化学習の報酬設計に強みを持つ
  • 2026 年 4 月 24 日にシード 910 万ドル (バリュエーション 5 億ドル) を Nat Friedman 氏・Patrick Collison 氏らから調達しており、103 日で想定バリュエーションが 3 倍に急伸
  • 契約はスタートアップ本体を買収せず、技術の非独占ライセンスと主要スタッフの引き抜きを組み合わせる形式で、独禁当局の直接審査を回避しやすい
  • Google は同様の手法で Character.AI から Noam Shazeer 氏ら、Windsurf からエンジニアを取り込んでおり、DeepMind の Gemini コーディング機能に統合される見通し
  • Google が 8 月 5 日に Jeff Dean 氏の Discovery Loop への離脱を発表した直後の交渉開示で、AI コーディング領域での人材流出への即応策との受け止めも

出典: Google targets AI startup Mechanize's technology and talent in proposed $1.5B deal