TechCrunch は 8 月 14 日、Google が Gemini の生成物に付与されていた可視 AI 透かしをオフにするオプションを追加したと報じました。VP for Gemini の Josh Woodward 氏が X 上で発表した「Media Watermark」トグルで、Gemini アプリと動画エディター Flow の設定画面から個別に On/Off を切り替えられます。ただし埋め込み型の SynthID と C2PA 準拠のメタデータはユーザー設定にかかわらず常時付与されます。

主なポイント

  • 対象は Gemini 生成の画像・動画・音楽。可視ロゴを消してもクリエイティブへの再利用が容易になる。
  • 埋め込み型 SynthID (視覚的に判別できない信号) と C2PA メタデータは残り、AI 由来判定のパイプラインは維持される。
  • 可視透かしを法的に義務付ける国 (中国など一部の司法管轄) では対象外で、従来どおり必ず付与される。
  • 5 月に OpenAI が GPT-Live 音声に SynthID を採用したのに続き、可視/不可視の役割分担を明示化する動きが業界内で加速している。
  • SynthID は完全な耐加工性は保証されず、再エンコードや大幅編集で信号が減衰する点は Google 自身も明言。追加の検証は C2PA 側で担保する形になる。

出典: Google will now allow users to remove visible watermark from its AI generations