Google が Gemini モデル専用に設計したサーバーチップ「Frozen v2」を開発中であることが、The Information の報道で明らかになった。Gemini のアーキテクチャの一部をシリコンに直接ハードワイヤすることで、汎用 TPU に比べ 6-10 倍のトークン/W を実現する設計だという。Alphabet 株は 7 月 20 日の取引で 3% 超上昇した。
主なポイント
- 「Frozen v2」は 2016 年以来続く汎用 TPU の後継ではなく、Gemini 専用の派生ラインとして併存する位置付け
- Google 内部の電力あたり性能試算では現行 TPU 比 6-10 倍、演算とデータ移動を削減する狙い
- 想定投入時期は 2028 年、現在は設計とハードワイヤ範囲を詰めている段階
- 開発の背景に Gemini 学習・推論の社内計算資源逼迫があり、Google Cloud が外部顧客の受注を断る事例も出ている
- アーキテクチャ固定のトレードオフとして、将来 Gemini の基本設計を大きく変えると Frozen v2 で走らせられなくなる
出典: Google is working on a new AI chip designed to make Gemini more efficient