Google のターミナル向けコーディングエージェント Gemini CLI の 0.64.0 が、日本時間 10 月 14 日早朝に公開されました。大きな新機能よりも、エージェントがファイルや状態を壊さないための信頼性の修正が中心です。Gemini CLI を日常的に使う開発者や、ACP 経由でエディタから呼び出している利用者に関係します。
主なポイント
- ファイル操作のツールを直列化し、書き込みをアトミックにしました。状態の保存もアトミックになり、破損した場合はバックアップから復旧します。
- ACP クライアントに
PromptResponse.usageを渡し、usage_update通知でトークン使用量を送るようになりました。 - 会話の記録は差分の追記と履歴の範囲制限で処理を軽くしました。
- ヘッドレスモードでフォルダの信頼状態が反映されない問題や、操作中に Ctrl+C の緊急中断が効かない問題を修正しました。
- コード中の
@で CPU が張り付く問題や、Windows の ConPTY で IME のカーソル位置が伝わらない問題も直っています。 - a2a-server には設定を V1 から V2 へ移行する処理が入りました。互換性への影響はリリースノートに記載がありません。