TechCrunch は 8 月 15 日、トカマク・レーザー・ステラレータなど各種方式の核融合スタートアップと基幹装置企業で、累計 1 億ドル超をプライベート資金で調達した企業が 18 社に達したとする集計を公開しました。首位の Commonwealth Fusion Systems (CFS) は 7 月に 10 億ドルラウンドを追加してこれまでの累計 39.4 億ドルに到達し、Helion も 32 億ドルまでコミット済み調達を積み上げています。

主なポイント

  • CFS は 2026 年末〜27 年初頭に実証機 SPARC の稼働を予定。バージニア州リッチモンド近郊で 400MW 級商用機 ARC の建設に着手する計画で、発電量の半分を Google が引き受け契約済み。
  • Helion は 2028 年に Microsoft 向けの電力供給を開始する契約を保有し、コミット済み資金 32 億ドルを商用建設に振り向ける。
  • General Fusion は 7 月 13 日に Nasdaq へ SPAC で上場し、手取り 1.27 億ドルを確保。上場は核融合業界初の資金調達経路として注目される。
  • Inertia Enterprises 4.5 億ドル、Zap Energy 3.27 億ドル、Type One Energy 2.69 億ドル、Kyoto Fusioneering 1.91 億ドル、Thea Energy 1.30 億ドルなどが 1 億ドル超クラブに名を連ねる。日系では京都フュージョニアリングが継続して名を残す形。
  • 18 社の合計コミット資金は概算 130 億ドル規模で、実証から商用炉建設への移行局面で第 2 波の資金流入が続く。過去数年の資金流入と受注契約 (Google・Microsoft) が「2028〜2030 年商用発電」ロードマップを支えている。

出典: Every fusion startup that has raised over $100M