ファナックは 7 月 31 日、2027 年 3 月期第 1 四半期 (4〜6 月) の連結経常利益が前年同期比 32.3% 増の 681 億円になったと発表しました。AI 投資に伴う CNC (数値制御装置) 需要の急拡大と、米国を中心にしたロボット受注の堅調で、通期通期の経常利益予想を従来の 2,570 億円から 2,712 億円 (前期比 19.2% 増) に 5.5% 上方修正しました。純利益は 130 億円積み増して 1,980 億円と見込みます。

主なポイント

  • Q1 の売上営業利益率は前年同期の 21.6% から 23.2% に改善。CNC 単価上昇と稼働率向上が寄与
  • 4〜9 月期 (上期) の経常利益予想も従来 1,274 億円から 1,349 億円に 5.9% 上方修正、増益率は 18.1% ⇒ 25.0% に拡大
  • 需要牽引はデータセンター向け AI 学習サーバー製造用の工作機械投資、および米国の一般産業向けロボット受注
  • 中国では EV バッテリー製造ラインの自動化需要が持続し、CNC・ロボット双方で受注堅調
  • 為替前提は 1 ドル=150 円で保守的、実勢 (155〜158 円) を下回るため下期上振れ余地を残す

出典: ファナック純利益上振れ 27 年 3 月期 19% 増、AI 投資で制御装置が拡大