コロンビア国営石油大手 Ecopetrol が 7 月 17 日、サイバー攻撃を受け、傘下 15 社が利用するクラウドファイルストレージから約 3,300 ユーザーアカウントに紐づくデータが窃取されたと公表した。攻撃者は続けてランサムウェア実行を試みたが、既存のセキュリティ制御で暗号化前に遮断された。事業運営や財務への実質的な影響は現時点で確認されていない。
主なポイント
- 侵入経路はクラウドベースのファイルストレージで、Ecopetrol 本体と 15 の子会社アカウントに影響
- 攻撃者はランサム型暗号化を試みたが、業界横断で導入していたエンドポイント制御が発動し実行前に停止
- 外部アクターは窃取データを公開するとして恐喝メッセージを送付。現時点でリークサイト等での公開は確認されず
- Ecopetrol は権限剥奪、一括ダウンロード遮断、監視強化などのインシデント対応プロトコルを起動
- 検察庁への告発を提出し、国家サイバーセキュリティ機関と連携中。生産・輸送設備への影響はないとしている
出典: Colombia's Ecopetrol says cyberattack stole data tied to 3,300 accounts