Flask の作者 Armin Ronacher らが設立した Earendil は 10 月 1 日、最小 CLI コーディングエージェント Pi の 1.0 を公開しました。これまで Pi は Model Context Protocol (MCP) を不要と位置づけていましたが、1.0 では JavaScript サンドボックス Codemode として MCP を取り込み、公開直後に Hacker News の首位に到達しました。

主なポイント

  • Codemode は WASM 上の JS サンドボックスで、モデルはドキュメントから MCP ツールを発見し、SDK のように呼び出す。並列呼び出しや出力フィルタの結果だけを文脈に戻す構成。
  • Earendil が示したベンチでは、デフォルトツール利用時の GPT-5.6 プロンプトトークンが約 5,300 から 3,300 に縮小。
  • 1.0 では非 LLM モデルの拡張、遅延ツール読み込み、Anthropic キャッシュのウォームアップ、会話途中のシステムメッセージ、新 TUI テーマ、フルスクリーン既定も追加。
  • 長時間稼働エージェント向けの実験機能 Pi Durable も同時に発表。

出典: Pi 1.0