Cloudflare は 10 月 6 日 (UTC)、Workers 用 CLI である Wrangler の 4.148.0 を公開しました。読み込みを約 100 倍高速化するという「KV Instant namespace」のプライベートベータ対応や、Workers Assets を任意の URL プレフィックスで配信する assets.base_path、wrangler dev の Quick Tunnel にメール認証を加える --tunnel-allowed-mail など、小さいけれど実運用に効く更新が 5 件まとめて入っています。
主なポイント
wrangler kv namespace create --experimental-mode instantが追加され、KV Instant namespace のプライベートベータに参加している利用者が CLI から namespace を作成できるようになりました。KV Instant は読み込みパフォーマンスの大幅な向上を目的とした新形態です。assets.base_pathを使うと、Workers Assets のディレクトリ構造を変えずに/static/などの任意のパス接頭辞で配信できるようになり、既存プロジェクトのパス構造を温存したまま URL を整えられます。wrangler dev --tunnel-allowed-mailでローカル開発用の Quick Tunnel にメールアドレス認証を強制でき、Preview を社外共有する際のアクセス制御がやりやすくなります。- Event Subscriptions の
wrangler queues subscription createに--source-namespace/--source-repo-nameが加わり、artifacts.repoソースを設定する際のバリデーションエラーが解消されています。wrangler versions secret bulkでは JSON で値をnullにしたキーを削除できるようになり、Secret のまとめ更新が楽になりました。