Google は 8 月 31 日、Chrome Web Store に残っていた Manifest V2(MV2) 対応拡張機能をすべて撤去し、数年がかりの拡張機能移行を最終段階に到達させました。既存の MV2 拡張は Chrome 138 (2025 年 7 月) 以降ブラウザ側で無効化されており、今回の措置は Web Store 側の掲載終了とアップデート配信の停止という「後始末」の位置づけです。uBlock Origin など長年利用されてきた代表的な MV2 拡張も、Web Store 経由での再インストールができなくなりました。

主なポイント

  • 対象は Web Store に掲載が残っていた Manifest V2 拡張機能。8 月 31 日をもってストアページごと削除された
  • Chrome 138 以前にインストール済みの MV2 拡張は当面 PC 上に残るが、アップデート配信は停止し、削除すると Web Store から再取得できない
  • uBlock Origin は 1.74 が最後の Chrome 向け安定版。以後は Manifest V3 準拠の uBlock Origin Lite などが代替候補となる
  • 開発者向け MV2 廃止ロードマップは 2022 年から段階的に進行してきた最終節目で、Chrome for Developers のマイグレーションガイドが正式手順を提示している
  • 企業ポリシー配布分などエンタープライズ用途については別途経過措置が案内されているが、コンシューマー環境では基本的に MV3 前提の運用に切り替わる

出典: Google Has Removed Manifest V2 Extensions From the Chrome Web Store, Including uBlock Origin