Cerebras Systems は 2026 年 8 月 18 日、同社の新しいラックスケール推論システム CS-4 を発表しました。既存の Wafer Scale Engine 3 をクロックアップした「WSE-3 Turbo」を 3 枚並列で束ね、単一ラックで 750 PFLOPS の AI 演算性能を実現します。8 月に IPO を完了したばかりの同社が、Nvidia GPU への対抗軸として推論領域に的を絞った戦略製品となります。

主なポイント

  • CS-4 は新プラットフォーム「Nexus」の初号機。3 枚の WSE-3 Turbo を並列化し、CS-3 比で最大 2 倍の性能を出す。
  • スペックは 750 PFLOPS、I/O 帯域 7.2 Tbps、メモリ帯域 129.6 PB/s。
  • 同社は「ユーザーあたりの tokens/秒で GPU ベースシステムの 30 倍、CS-3 比で 1 ワットあたり 10 倍のスループット」と主張。
  • ラック構成部品数を前世代から 50% 削減し、データセンター設置の複雑さを緩和した。
  • 初回出荷は 2026 年第 3 四半期中を予定。新シリコン世代を待たずに実現した点も注目。

出典: Cerebras Overclocks WSE-3 Waferscale Engine To Boost Inference Oomph In "Nexus" CS-4