Anthropic は 8 月 4 日、元カリフォルニア州最高裁判事の Mariano-Florentino (Tino) Cuéllar 氏を初代 Chief Global Affairs Officer として起用したと発表しました。サンフランシスコ本社を拠点に、米国政府ならびに海外展開先の当局との関係構築を統括し、社長の Daniela Amodei にレポートします。トランプ政権が今年一時的に同社モデルをブラックリスト指定するなど摩擦が続く中、政策折衝の要職としての就任です。
主なポイント
- Cuéllar 氏は元カリフォルニア州最高裁判事、直近まで Carnegie Endowment for International Peace の会長を務め米国国家安全保障と核不拡散のワーキンググループを共同主宰
- 2026 年 1 月から Anthropic の Long-Term Benefit Trust 理事を務めていたが、入社に伴い理事は辞任
- 米政権との折衝に加え、Anthropic が拠点を広げる各国の AI 規制対応・国際関係も担当
- 背景: トランプ政権による Claude モデルの一時ブラックリスト指定、AI 規制の連邦・州レベルでの錯綜、EU AI Act 施行後の GPAI 規則対応など、規制対応の負荷が急増
- Anthropic 上場観測 (2026 年 10 月上場に向けた投資家面談を実施中) を控え、ガバナンスとステークホルダーマネジメントの体制強化が加速
出典: Anthropic names global affairs chief as Trump tensions persist (CNBC)