AMD は 7 月 20 日、初のラック規模 AI システム「Helios」を 2026 年下期に出荷開始すると発表し、Microsoft を新たな主要顧客として明らかにした。Helios は Zen 6 世代の EPYC Venice に Instinct MI455X アクセラレータ 72 基を組み合わせ、HBM4 メモリ 31TB と 1.4PB/s の帯域を単一ラックで提供する。Nvidia の GB200 NVL72 ラックに真っ向から対抗する構成となる。

主なポイント

  • 推論性能は最大 2.9 FP4 exaFLOPS、学習は 1.4 FP8 exaFLOPS を単一ラックで実現
  • Microsoft は Azure のフロンティア AI 推論・顧客ワークロード・Azure AI サービス向けに Helios を「大規模」に展開すると表明
  • 先行顧客の Meta は Helios 起点で最終的に 6GW 規模の AMD GPU 導入を予定、OpenAI と Oracle も年内展開にコミット済み
  • 出荷は 2026 年下期、Microsoft Azure 上の MI455X VM は 2026 年末以降の提供開始を計画
  • CES 2026 で発表された MI400 シリーズの本格立ち上げに合わせ、AMD は Nvidia 独占状態のラック規模市場に切り込む

出典: AMD launches Helios, its first rack AI system to rival Nvidia, adding Microsoft as newest buyer