Amazon は 7 月 24 日、衛星ブロードバンド事業 Amazon Leo (旧 Project Kuiper) を通じた Direct-to-Device (D2D) サービス計画を米連邦通信委員会 (FCC) に申請したと明らかにしました。地上局を介さずスマートフォンと直接通信する 5,105 基の LEO 衛星を新たに投入し、既存 Kuiper ブロードバンドと合わせ最大 8,300 基超の巨大コンステレーションを目指します。

主なポイント

  • 5,105 基は高度 510〜580km の 5 つの軌道シェルに分散配備。音声・SMS・データ・緊急通報を、専用端末なしで通常のスマホへ直接届ける
  • スペクトラムは 4 月に買収発表した Globalstar (取引額 116 億ドル、2027 年クロージング予定) が保有する 120 カ国以上のライセンスを転用
  • 打ち上げは 2028 年から順次開始予定。既存 Amazon Leo ブロードバンド (Gen 1 で 3,232 基認可、現在 331 基が軌道上) と合算すると Amazon は SpaceX Starlink (10,000+ 基) に次ぐ世界 2 位規模の衛星オペレータになる
  • 直接の競合は SpaceX の Starlink Direct-to-Cell と T-Mobile 連携。Amazon Leo は「複数 MNO 中立」なホールセール型で差別化を狙う姿勢
  • FCC は 6 月に既存 Kuiper 配備期限を条件付きで撤回済み。今回の D2D 申請は既存許可とは別枠で審査され、承認判断は 2028 年打ち上げスケジュールに直結する

出典: Amazon wants to deploy 5,105 satellites for its direct-to-mobile service — Engadget