中国 Moonshot AI が公開した Kimi K3 をきっかけに、7 月 18 日の米株式市場では半導体銘柄が広く売られた。Axios の 7 月 19 日付分析によれば、iShares Semiconductor ETF は 6 月 22 日に付けた最高値から 20% 下落しており、投資家は中国製オープンソースモデルが米大手モデルの価格支配力を切り崩すシナリオを織り込み始めている。
主なポイント
- 7 月 18 日の取引で Nvidia は 2-3% 下落し、Apple に一時時価総額首位を明け渡した。AMD は 4.9%、Applied Materials は 6.5% 安と半導体全体に売りが広がった
- iShares Semiconductor ETF は 6 月 22 日以降 20% 下落。Intel は約 33%、Micron は約 30% 下げており、AI 需要を織り込んだ持ち高整理が進む
- 引き金は Moonshot の Kimi K3、DeepSeek V4 に代表される中国発オープンソース系モデル。低コストでフロンティア級性能を掲げ、独自モデル提供者の収益構造への懸念を強めた
- TSMC は 7 月 16 日の Q2 決算で純利益 77% 増を発表したが株価は反応せず、ファンダメンタルズよりポジション調整が優位に立つ地合いを示す
- 年初来では SOXX が +66%、Micron が +169% と依然大幅高で、下落はブル相場からの後退局面という位置付け